画像ファイル表示比較
Netscape Communicator と Internet Exproler で表示結果がどのようになるか
見比べてみると良い。
(2002.12 現在の Widnows 版 Netscape 6.2 はbitmap形式を扱えない)
|
|
|
|
|
GIF 4935 Bytes |
JPEG (低圧縮) 6171 Bytes |
JPEG (高圧縮) 2151 Bytes |
PNG 4483 Bytes |
BMP 11978 Bytes |
- GIF :
Compuserv 社が開発したフォーマット。小さなサイズの画像を効率よく圧縮する
ために作られ、規格が公開されていたため、初期のWWW普及時に利用が広まり、
今に至る。imode 電話機で標準的に採用されている画像フォーマットでもある。
写真のような色数が多く、画素数の多い画像を扱うとファイルサイズが大きくなる
傾向がある。UNISYSパテント問題(*1)から、徐々に対応ソフトが減りつつある。
- JPEG :
写真など多くの色を扱う画像を、小さなファイルサイズで自然に見えるように
圧縮できる。規格が公開されており、多くのソフトウェアで扱える。
もちろんより強く圧縮すると見た目が汚くなる傾向にある。大きな絵(画素数の
多い画像)を圧縮するのには向くが、小さな絵(アイコンなどの画素数の少ない
画像)を扱うと却ってファイルサイズが大きくなる。
- PNG :
UNISYSパテント問題に対応するために作成された規格。機能的にはほぼ GIF に
等しく、それより優れている部分もある。利用が啓蒙されているが、まだ対応
ソフトウェアも少なく、普及は今ひとつ。しかし今後は積極的に利用するべき
であろう。
- BMP (ビットマップ) :
Microsoft社が開発したフォーマット。ペイントなど、Windows に標準的に付随
してくるソフトウェアが対応している。
圧縮されていないようで、ファイルサイズは大きい。ブラウザによっては表示
できない場合がある。
Yutaka Yasuda (yasuda@cc.kyoto-su.ac.jp)