チャレンジ精神の源流 (2003年度春学期 金曜3限)

[概要と目的] - [注意] - [資料]

講義の概要と目的

シラバスより
講義はNHKの番組「プロジェクトX」を題材に行う。 同番組では戦後以来の日本経済発展の裏にある、不可能を可能にした人達が クローズアップされている。
ものづくりにおいて世界をリードするための挑戦・挫折・努力の繰り返しや、 戦後の日本復興の源である、「失敗を恐れず何度も立ち向かう不屈の精神」、 ここに存在するチャレンジ精神の源を学ぶ。
人間が本来持っている、当然次代をつくる受講生らにも求められる資質や能力が どのようなものであるか理解することを望む。

なお、適時講義参考資料を配布する。


履修上の注意

本講義は専門家によるリレー講義が特色である。定期試験は行わないので、 毎回出席してレポートを書くことが必要である。
レポートは課題提出システムを利用して回収する場合があるため、学内環境または 自宅等で Web (WWW) を利用することができるようになっておくこと。
遅刻者は入室させない場合がある。
参考資料
図書館に「プロジェクト X 挑戦者たち」が 1 〜 16 まで用意されました。 二階の指定図書コーナーにあります。

評価
毎回レポートを提出し、その成績を集計して評価する。

資料

資料となっていてもここにあるものは Web に置ける限りのものに過ぎず、 講義では他の資料やデータも使っている。 講義を再現するためではなく参考資料として見ること。

(日程部分は 2003 年 3 月現在の予定であり、変動の可能性がある点に注意)
  1. #01 (4/11)
    「チャレンジ精神の源流」の概要 (担当者:本学一般教育研究センター 安田 豊)
    リレー式である本講義の進め方、全般的な内容、課題提出システムについての 簡単な操作方法などについて説明する。

  2. #02 (4/18)
    プロジェクトXへの思い
    国井雅比古氏 (アナウンサー)

  3. #03 (4/25)
    「富士山レーダー 男たちは命をかけた」〜巨大台風から日本を守れ〜
    伊藤庄助氏(富士山レーダー建設工事の現場監督)

  4. #04 (5/9)
    「男たちの復活戦 デジタルカメラに賭ける」
    末高弘之氏(カシオ計算機)

  5. #05 (5/16)
    「友の死を越えて」〜青函トンネル・24年の大工事〜
    大谷豊二氏

  6. #06 (5/23)
    「全島一万人 史上最大の脱出作戦」〜三原山噴火・13時間のドラマ〜
    秋田壽氏(元大島町助役)

  7. #07 (5/30)
    「通勤ラッシュを退治せよ」〜世界初、自動改札機誕生〜
    浅田武夫氏(元オムロン設計担当)

  8. #08 (6/6)
    「炎上 男たちは飛び込んだ」〜ホテルニュージャパン・伝説の消防士たち〜
    高野甲子雄氏 (東京消防庁 隊長)

  9. #09 (6/13)
    「液晶 執念の対決」〜瀬戸際のリーダー・大勝負〜
    和田富夫氏(プロジェクトリーダー)

  10. #10 (6/20)
    「幻の金堂・ゼロからの挑戦」〜薬師寺・鬼の名工と若者たち〜
    小川三夫氏(宮大工西岡さんの内弟子)

  11. #11 (6/27)
    「絶体絶命 650人決死の脱出劇」〜土石流と闘った8時間〜
    有村新市氏(鹿児島県警)

  12. #12 (7/4)
    「ルマンを制覇せよ」〜ロータリーエンジン奇跡の逆転劇〜
    寺田陽次郎氏(ドライバー)

  13. #13 (7/11)
    プロジェクトX製作スタッフからのメッセージ
    山本隆之氏 (NHKディレクター)


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Yutaka Yasuda (yasuda@cc.kyoto-su.ac.jp)