13. コピー・ペースト(マウス操作編)

Emacs におけるコピーとペースト(貼り付け)の方法について説明します。例として編集中の一行、「学部:理学部コンピュータ科学科」を少し下に複製する操作を示します。

13.1 コピー

まずコピーする元となる文字列の先頭位置にマウスを移動し、左ボタンをプレスします。

この状態でコピーしたい文字列の終わりの位置までドラッグし、マウスボタンを離します。文字の色が反転表示(白黒反転のような状態)になっていることで選択範囲が示されています。
この選択された範囲のことをリージョン( region )と呼びます。

特別な操作はなく、この選択された範囲が次にペーストを行った時に処理対象となります。なお、選択は左ボタンでクリックして先頭位置を決め、右ボタンをクリックして終わりの位置を決める、といった方法もあります。


Yutaka Yasuda (yasuda@bakkers.gr.jp)