1.2 基本的な操作
Guidemaker は、body.txt という文書(今読んでいるこの文書の原稿となります)ファイルをもとに、目的とする HTML ファイル群を generate します。そのための shell script が mkdocs.sh です。このとき、別に用意しておいた画像ファイルなども集めて HTML ディレクトリ以下に完全なドキュメント群が作成されます。
つまり body.txt を作り、./mkdocs.sh とやって shell script を起動すれば HTML ディレクトリ以下に HTML ファイル群、画像ファイル群が揃っている、というわけです。
基本的な構造とそのための操作
ブラウザでこの HTML/index.html ファイルにアクセスすれば、出来具合いが確認できますから、完成すればそのまま HTML ディレクトリごと、どこかの Web ディレクトリにコピーすれば良いでしょう。必要なものはすべて HTML ディレクトリにそろっていますので、ただディレクトリごとコピーするだけで良いはずです。
mkdocs.sh の動き
このスクリプトの中身は以下のようになっており、mkdocs1.pl という Perl プログラムが画面左側の目次列にあたる _contents.html を合成し、続いて mkdocs2.pl が同右側のページ群にあたる HTML ファイル群を合成します。その後、RESOURCES ディレクトリに含まれている画像ファイルと index.html ファイルを HTML ディレクトリに複写して、ドキュメントとして読める状態になります。
./mkdocs_i.pl body.txt > index.dat cat mkdocs_chead.dat > _contents.html ./mkdocs_c.pl index.dat >> _contents.html cat mkdocs_ctail.dat >> _contents.html ./mkdocs_b.pl index.dat body.txt cp -rp RESOURCES/* HTML mv _*.html HTML exit