7. 画面の Copy & Paste
UNIX 環境での GUI 環境でも限定的ですが Copy & Paste ができます。ここでは Kterm どうしでの操作の例を示します。たとえば Kterm 画面に表示されている文字を Copy して、別のファイルに取り入れる場合です。
7.1 Kterm での操作例
コピーする元の Kterm が画面上にあったとします。そこにもうひとつ Kterm を起動して、画面上に二つ Kterm のウィンドウが並ぶようにして下さい。
図では左側が元のウィンドウ、右側が新しいウィンドウ
ここで新しい Kterm ウィンドウ側で ng コマンドを使って log というファイルを作ります [1]
。
この状態で、古い Kterm ウィンドウ側に表示されている文字を新しいターミナルの ng エディタ画面に貼り付けます。
具体的には、古いターミナルをクリックして active にして、コピーする範囲をマウスで選択すると、文字が白黒反転して表示されます。この時点で Windows で言うコピーの操作がされています。
今度は新しいターミナルをクリックして active にし、マウスの中ボタンをクリックします。
これで選択していた部分が新しいウィンドウのカーソルのあった位置以降に Paste されます。
Paste できたらそのまま ng を終了して保存してください。log というファイルができたことを ls コマンドで確認して、中身を cat コマンドで確認すると良いでしょう。
7.2 他のアプリケーションでの操作例
他のアプリケーションで表示されている文字も、同様に Copy & Paste できます。方法は少しずつ異なりますが、基本的には Copy する対象をマウスで選択して、Paste するところでマウスの中ボタンをクリックします。
一つの例が 単語登録、環境設定 にありますので、参照すると良いでしょう。