10.2 ローマ字入力のヒント

「たんい」(もしくは「んお?」など)のように「ん」の次に母音が来る場合

「ん」を単独でタイプするために N(大文字), n', nn が用意されていますのでいずれかを利用してください。
「taNi」もしくは「tan'i」、「tanni」とタイプすれば「たんい」とローマ字変換されます。
「たんに」と入力するには「tannni」とnを3回入力する必要があります。

「あっ」(もしくは「んぁ?」など)のような小さい「っ」「ぁ」を入力したい場合

小さい「ぁぃぅぇぉ」などは、x を前に付けてタイプします。
「xa」とタイプすれば「ぁ」とローマ字変換されます。「xtu」で「っ」、「xyu」で「ゅ」です。

「○△×」など、記号や特殊文字の入力

C-^ で記号入力モードにします [1] 。下のような標示になりますので、記号を矢印キーで選択して <Enter> キーで確定するか、マウスでクリックしてください。何も記号を入力せず終るためにはもう一度 C-^ です。

記号入力モード

また、記号の入力は、例えば「○」なら z1 のように z と何かのキーという形でいくつか登録されています。
以下に一覧を示しておきます。

入力記号 入力記号 入力記号 入力記号 入力記号 入力記号 入力記号 
z1 z2 z3 z4 z5 z6    
z! z@ z$ z$ z% z^    
z< z> z= z+± z*× zV÷ z_ 
z7 zv z&£ z8¢ z9 z0 z- 
zh zj zk zl          
z; z: zr zt zp zf zd 
z( z) z[ z]          
z{ z} zq zw          
z/ z, z. z' zn z" zm 

かな漢字変換から抜けられない

<Caps Lock> キーが押された状態になっていないか確認して下さい。アルファベットの Q あたりを入力すれば、それが q と表示されるか Q と表示されるかで <Caps Lock> キーが押されているかどうかが確認できます。

<Shift> キーを押しながら <Caps Lock> キーを一度押せば、<Caps Lock> の状態が変わるはずですので、その後で <Shift> を押しながら <Space> キーを押してかな漢字変換モードから抜けられたかどうか見てください。

うまくいかない場合は <Shift> キーを押しながら、<\> キー(バックスラッシュ、または円記号が刻印されています)を試して下さい。



Yutaka Yasuda (yasuda@bakkers.gr.jp)