printf の制御文字
printf() 関数の書式指定文字列には改行などの制御文字が含められます。代表的なものを以下にあげておきます。(環境によっては制御文字の目印は「¥」に見えたり「\」に見えたりすると思いますが、どちらでも(恐らく)問題ありません。)
| 文字 | 意味 | 使用例 | その結果 |
|---|---|---|---|
| \n | 改行 | printf("\n"); | (単に一行空ける) |
| printf("一行で\n二行ぶん\n"); | 一行で 二行ぶん | ||
| \\ | \ を表示 | printf("1$ = \\120 \n"); | 1$ = \120 |
| \" | " を表示 | printf("嵐山\"スパタ\"甚五郎\n"); | 嵐山"スパタ"甚五郎 |
| \' | ' を表示 | printf("高尾\'サントス\'三十郎\n"); | 高尾'サントス'三十郎 |
上にあげたものでは、改行以外は C の文法上そのままでは使えない記号「"」「'」「\」を表示するために使われています。なお「%」も、書式指定文字列のなかでの変換文字列を示すものとして使われていますので、そのままでは使えません。そのときは以下のようにします。
| 文字 | 意味 | 使用例 | その結果 |
|---|---|---|---|
| %% | %を表示 | printf("確率何%%だろう?\n"); | 確率何%だろう? |