14. コピー・ペースト(キー操作編)
Emacs では全ての作業がキー操作だけで行えます。コピー・ペーストも例外ではありません。
14.1 コピー
まずコピーする元となる文字列の先頭位置にカーソルを移動し、C-Space (Control キーを押しながら Space キーを押す)とします。
ウィンドウ最下行に Mark set と表示されています。この位置(例では「学部;」の最初の位置)をリージョンの先頭位置としてマークした(一時的に記憶した)事を意味しています。この状態でコピーしたい文字列の終わりの位置までカーソルを移動してください。文字の色が反転表示(白黒反転のような状態)になっていることで選択範囲が示されています。
(X Window 環境でなければこのような表示は行われません。)
この状態で M-w (Escape キーを押してから w キーを押す)とすると、選択されたリージョンがコピー(一時的に記憶)されます。