14.2 ペースト
ペーストしたい場所(例では「特技」の行の下)にカーソルを移動させ、そこで C-y とします。この操作によって先ほどコピーした部分が目的の場所に貼り付けられます。
コピーとカット
「コピー・ペースト」ではなく「カット・アンド・ペースト」といった表現を見ることがあるでしょう。元の文書の選択した部分を目的の文書に貼り付けることには違いがないのですが、元の文書で選択した部分の扱いが異なります。
コピー | : 選択した部分を残して、その複写を目的の場所に貼り付ける |
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カット | : 選択した部分を削除し、その部分を目的の場所に貼り付ける |
Emacs におけるカットのキー操作は、C-w です。つまり C-Space によるマークを行ったあと、 M-w とするとマークからカーソルまでをコピーし、C-w とするとカットが行われます。
マウスによる操作とキーによる操作は等価なものですから、マウスで選択し、C-w でカットしても構いませんし、その後マウスの中ボタンを押してペーストすることもできます。