17.2 ローマ字入力のヒント

「たんい」(もしくは「んお?」など)のように「ん」の次に母音が来る場合

「ん」を単独でタイプするために N(大文字), n', nn が用意されていますのでいずれかを利用してください。「taNi」もしくは「tan'i」、「tanni」とタイプすれば「たんい」とローマ字変換されます。
「たんに」と入力するには「tannni」とnを3回入力する必要があります。

「あっ」(もしくは「んぁ?」など)のような小さい「っ」「ぁ」を入力したい場合

小さい「ぁぃぅぇぉ」などは、x を前に付けてタイプします。「xa」とタイプすれば「ぁ」とローマ字変換されます。「xtu」で「っ」、「xyu」で「ゅ」です。

17.3 記号の入力

一覧から選択する方法

C-^ (Control キーを押しながら ^ キーを押す。^ は BackSpace キーの二つ左)で記号などが入力できるモードに変わります。画面一番下の行に注目してください。

矢印キー、または番号を指定して入力文字種別、方法を選び、Enter キーを押します。矢印下キーを押すと、いま画面に見えている以上の入力が可能なことがわかるでしょう。
JIS入力、記号、英数字、ひらがな、カタカナ、ギリシャ文字、ロシア文字、罫線、部首入力、画数入力、第一水準、第二水準、補助漢字
の各入力モードが用意されています。よく使うのは記号と罫線でしょうか。ここでは記号を選択してみます。

ここで「5. ・」を選び、Enter キーを押すと、「・」が入力されます。上下左右の矢印キーで、いま画面に見えている以上の記号の一覧が表示されます。一文字入力すると、記号入力モードから抜けて通常の文字入力状態になります。
続けて記号を入力したい場合はもう一度 C-^ です。このときは入力方法の選択ではなく、記号入力画面になります。もし「罫線」など、それとは異なる記号入力をしたい場合は(入力方法の再選択をしたい場合)は、この状態で C-g としてください。

登録されたコードによる入力

例えば「○」なら z1 のように z と何かのキーという形でいくつか登録されている記号もあります。普通にローマ字入力するタイミングで「asuhaz7」と入力すると「あすは◎」となります。
以下に一覧を示しておきます。

入力記号 入力記号 入力記号 入力記号 入力記号 入力記号 入力記号 
z1 z2 z3 z4 z5 z6    
z! z@ z$ z$ z% z^    
z< z> z= z+± z*× zV÷ z_ 
z7 zv z&£ z8¢ z9 z0 z- 
zh zj zk zl          
z; z: zr zt zp zf zd 
z( z) z[ z]          
z{ z} zq zw          
z/ z, z. z' zn z" zm 

Yutaka Yasuda (yasuda@bakkers.gr.jp)