12. 謝辞
このドキュメントは京都産業大学の情報センターが発行した 2001 年版の「インターネットガイド」を元にしています。このドキュメントはそのなかでも特に UNIX 関連の部分を抜き出したものですが、その多くは 1994 年に書き起こされた「UNIX ガイド」から引き継がれてきたものです。その長い歴史のなかで手を加え続けられ、今に至っているというわけです。
このドキュメントに関わられたすべての方の努力に感謝します。
特に今回このドキュメントを HTML 化する動機を与えてくれた私の受講生たちに。
2003.3
今度は理学部の受講生のために 2 年ぶりに手を加えました。特にマウスの絵は 10 年前に描いたものが延々使われているのが少々辛くなりはじめたところもあり、2 ボタンでローラー付きのものに描き直しました。こうした資料を作る人間が極端に少ない環境なのだなとつくづく思います。作り直すまでもないと思っているにしても 10 年使うのなら手を掛けても全く損はないはずなのに。
2005.4
もう記録や記憶が失われてしまいそうなので経緯を記しておきます。
このドキュメントは「UNIX ガイド」からの抜粋を元に修正・加筆したものです。これは 1994 年に学内に導入した UNIX システムの利用者、特に授業などで利用教育を受ける機会のない学生のための自学自習教材として当時のシステム管理者であった私が起こしたものです。特にこのドキュメントのために利用した部分の殆どは当時私が書いた部分にあたります。
それ以降、私の退職後も2001年までこのドキュメントは多くの人によって書き加えられ、メンテナンスされてきました。しかし2001年以降は特にUNIXシステムのオペレーションに関するものはアップデート、配布されなくなり、結果的に私が再びこの大学に戻ってきた時には皆 2001 年版のものを残して使い続けている状態でした。
これでは実際の教育には間に合わないため、当時のデータを引き取り TeX ドキュメントであったものを再編集し、図版を起こし直して HTML 形式で再公開したのがこれです。
1994年当時、UNIX自習書がほとんどなかったために作成し、他にも需要があるかもしれないと思い非営利であれば自由に利用して良いとしてネットワークに公開していたものでですが、まさか10年後に自分がそれに助けられるとは思いもしませんでした。
2007.3