環境変数の表示、設定
現在設定されている環境変数に何が有るかを調べるには env コマンド [1] を利用します。
また、シェル変数の内容を変更するには setenv コマンドを利用します。
env
現在設定されている全ての環境変数を表示します。
setenv VAR string
環境変数 VAR の内容を string に設定します。
また、 echo コマンドを使って特定の環境変数の内容を表示することもできます。
echo $VAR <Return>とすると、 VAR という名前の環境変数の内容を表示します。
環境変数は慣例として英大文字と数字で構成されています。
例えばプリンタの操作をするときは lpr -Pcspr01 sample.tex などして常にプリンタ名を指定するようにしていました。
環境変数 PRINTER が設定されている場合は、プリンタに関する各種コマンドは( -P オプションを省略した場合)環境変数 PRINTER に指定されたプリンタに対して処理を実行しようとします [2]
。
cc2000(81)% setenv PRINTER cspr01 cc2000(82)% lpr sample.tex cc2000(83)%
echo コマンドなど、一般のコマンドで環境変数を扱うときは常に $ 記号が環境変数の名前の前に付けます。
setenv コマンドで環境変数の名前を指定するときは $ 記号を付けないことに注意してください。