2. 単純な変換例

Mozilla ブラウザで Google にアクセスし、検索キーワードに「量子情報処理」と入力する例を示します。最も簡単な変換操作例としてこれに沿って説明します。

まず Google の検索キーワード入力フィールドをクリックして、かな漢字変換モードにしてから、ローマ字で「ryousijouhousyori(りょうしじょうほうしょり)」と入力します。

入力されたアルファベットがひらがなとして処理され、変換前であることを示す赤い下線つきで表示されています。
Space キーでこの赤線部分をかな漢字変換します。

先頭が「量子」とならず「漁師」になってしまいました。Space キーを押して再変換します。
黒く反転表示されている部分が再変換対象となる文節です。

希望どおり「量子」となりました。Enter キーを押して確定します。

赤い下線もなくなり、漢字として入力ができました。「Google検索」ボタンをクリックすれば、量子情報処理に関する結果が表示されるでしょう。

いつもこう単純に変換が終わるわけではありません。次節から、かな漢字変換の基本的なキー操作について説明します。


Yutaka Yasuda (yasuda@bakkers.gr.jp)