情報処理の概念 (2007年度春学期 月曜日4限)

[概要と目的] - [注意] - [資料]

講義の概要と目的

シラバスより
コンピュータを利用して行われている情報処理の中身を具体的に理解することからはじめ、コンピュータやネットワークを利用することによって発生するさまざまな現象をより深く理解することを目標とする。
講義で扱う対象は、コンピュータのハードウェアの構造からインターネットにおけるビジネス例やセキュリティ事案まで含め、広範囲にとる。
講義でとりあげる事例やテーマの寿命は長くない場合が多い。考えるべきことも一年のうちに変化するため、予定は柔軟に変更し、タイムリーな話題を取り上げる。


デジタル化の原理   bit、Byte、二進表現、データフォーマット、圧縮、エンコード ハードウェア   ジャカード型織機、チューリングマシン、素子技術の進歩、半導体、二進処理、論理回路 ソフトウェア   機械語、高級言語、プログラミング、ノイマン型(手続き型)処理   OSとアプリケーションソフト、互換性、バグ ネットワーキング(データ通信)の仕組み   光ファイバ、LAN、WAN、プロトコル セキュリティ、暗号、認証局 著作権、データ販売ビジネス デジタル家電
内容は流動的であり、なるべくその時のタイムリーな話題を取り上げる。 講義は単に計算機の機構的な理解だけを目的に行うものではなく、 社会的にも大きな影響が有り得るような応用事例についても取り上げる。 コンピュータに対する総合的な理解を目指し、多様な視点を獲得することを目指す。

履修上の注意

評価
定期試験による。

資料

全資料となっていてもここにあるものは Web に置ける限りのものに過ぎず、 講義では他の資料やデータも使っている。 講義を再現するためではなく参考資料として見ること。
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Yutaka Yasuda (yasuda@cc.kyoto-su.ac.jp)