3.3 型、宣言
C 言語の変数は、その利用に先んじて宣言が必要です。つまり以下のような格好になります。
int count; count=100;
(細かい話をすると、この宣言によって「count」という名前をつけてメモリをそのために確保する、という動きをします。)
変数には型があるため、その宣言も型を明記しておこないます。「この型の変数としてコレとコレとコレを使う」というかたちで宣言する必要があります。つまり上の例のint は宣言する変数の型(かた)を示しています。
代表的な型に以下のようなものがあります。
int | 整数型 |
float | 実数型 |
char | 文字型 |
double | 倍精度(の実数)型 |
( C 言語では文字列は文字の配列として実現するので、文字列型というのはありません。文字列の扱いについては文字列関数の項を参照。型の違う演算処理での注意点として型変換の項も参照。)