9.2 基本的な関数
GWopen 描画ウィンドウを開く
GWopen(win)
描画ウィンドウを開く。
引数 win は整数。0 を指定すると新規に描画ウィンドウを作成して開く。0 以上の場合は既存の一度閉じられたウィンドウ番号と見なし、そのウィンドウを開く。
戻り値は作成されたウィンドウ番号(0以上)にあたる。作成に失敗すれば 0 が返る。
GWclose 描画ウィンドウを閉じる
GWclose(win)
引数 win は整数型。ウィンドウ番号 win の描画ウィンドウを閉じる。
win に 0 を与えた場合はカレントウィンドウ(最も上のウィンドウ)を閉じる。
win に負(-1など)を与えた場合は、開いている全ての描画ウィンドウを閉じる。
戻り値として指定されたウィンドウを閉じた後にカレントとなったウィンドウ番号(整数型)が返る。全てのウィンドウが閉じてしまった場合は 0 が返る。
GWclear 画面を消去する
GWclear(c)
引数 c で与えられた色で描画ウィンドウを塗りつぶす。
c に -1 を指定すると白色で塗りつぶすとともに過去の描画情報を全て消す。
通常は GWclear(-1) として使うと良いだろう。
GWquit 終了処理をする(簡易版)
GWquit()
終了ダイアログを表示し、その応答を待ってからすべての描画ウィンドウを閉じて終了処理をする。GWquitx(1) とした場合と等価。
GWquitx 終了処理をする
GWquitx(n)
引数 n は整数。n が 0 であれば即座にすべての描画ウィンドウを閉じて終了処理をする。n が 1 であれば終了ダイアログを表示し、その応答を待ってからすべての描画ウィンドウを閉じ、終了処理を行う。
GWleave 描画ウィンドウを閉じずに終了
GWleave()
描画ウィンドウを閉じないままで終了処理を行う。
なお、GWquit, GWquitx や GWleave を行わずにプログラムを終了した場合も同様に描画ウィンドウは閉じられないままプログラムが終了する。