5.3 試しにファイルを作ってみましょう

試しにひとつファイルを作ってみましょう。
ng というコマンドを使って、ひとつファイルを作り、そこに何か書き込む例をあげます。
ng に続けてファイル名を指定して <Return> です。ファイル名は既存のものでなければ何でも結構です。すでのどのような名前のファイルがそこにあるかは、ファイルの一覧を見るで説明した ls コマンドで確認できますね。

cc2000(82)% ls
Mail  Wnn6  public_html
cc2000(83)% ng sample.txt

画面表示が切り替わって、下の図のようになったとおもいます。

ng 起動画面

ng コマンド起動後の画面表示

ここで適当にメッセージを数行入力してください。
カーソルキーや <Delete> キーが入力している文章の編集に使えます。
(漢字の入力については かな漢字変換 で説明していますが、いまはアルファベットだけで良いでしょう。)

入力が済んだら C-z で保存してください。画面いちばん下の行に、以下のように表示されるとおもいます。

ng 終了画面

ng 終了(保存)時の画面表示

ここで y と入力してください。
これでファイルがひとつ(例では sample.txt という名前で)できたはずです。
ls コマンドで確認してください。

cc2000(84)% ng sample.txt
cc2000(85)% ls
Mail  Wnn6  public_html  sample.txt
cc2000(86)% 

ng コマンドについては、Ng エディタの使い方を参照してください。


Yutaka Yasuda (yasuda@bakkers.gr.jp)