OpenFlow ADVENT CALENDAR 2013 なぜか OpenFlow に関するアドベント・カレンダーを書くことになってしまった。やったことがないのだけれど、とりあえずカレンダーの領域を作られてしまったので書いてみることにする。
さて続けられるかどうか。。。
なおこのアドベント・カレンダーの本体は にある。ここには自分が担当した回の記事を集積していくことにする。
4th - "Protocol Independent" Open Networking Summit 2013 April の最後のセッション、つまり大トリを務めたのは Nick McKewon だった。 Stanford で Clean Slate Program を 2006 から率い、いまの OpenFlow にまで育て上げた人だ。 この最後のセッションで Nick はスイッチハードウェア、つまりスイッチ ASIC についてこんな問いを投げかけた。 続きはこちら
5th - Open Daylight first Release Open Daylight は OpenFlow 世界のダークホースか。 大成功するのか、大コケするのか。いろいろと話題が尽きない。 僕は個人的には「とりあえず見とく」派だけれど、そろそろ最初のリリースで予告された12月9日が近づいてきた。 続きはこちら
6th - Intel の ONP と Realtime Linux 2013/11/27 の ITpro Active に「オープンソースの次世代SDN/NFVによるネットワーク仮想化とは」 と題して(日経による記事では無く)Wind River からの技術資料が掲載された。 NFV の姿は僕にはまだ見えてこないのだけれど、これはちょっと面白い資料かもしれない。 続きはこちら
8th - NFV とインテリジェント NIC 2013/11/19 に vSS Osaka があった。 昨日に続いて「NFV の姿は僕にはまだ見えてこないのだけれど」が前置きに付くが、ひとつ面白い話題があった。 Solarflare の FPGA 搭載 NIC だ。 続きはこちら
9th - 2013 台灣SDN國際論壇 今日(2013/12/9)台湾の新竹交通大で 2013 台灣SDN國際論壇 (2013 International SDN Symposium Taiwan) が開催される。 今回、とても多くの参加者があると聞かされて、僕は「しまった、遅かったか」と、若干後悔気味だったりする。 続きはこちら
10th - シンポジウムの話題三つ 昨日の記事に紹介したように、2013 台灣SDN國際論壇 (2013 International SDN Symposium Taiwan) が開催された。 幾つか個人的にグッときた話題についてとりあげてみる。例によってとても細かい話になって申し訳ない。 続きはこちら
11th - NTT の 10G ソフトスイッチ 2012/12/9 付で NTT の未来ねっと研が 10G ワイヤースピードが出るソフトスイッチを開発した、とアナウンスがあった。当たり前なのだけれど、幾らか以上の条件が付いている。 続きはこちら
12th - OF に longest match がない話 つい最近、知人が(あまり OpenFlow に詳しくない人から)従来的 IP ルーティングを実現したかったのか、Longest Match が無いんですけど、と言われたそうだ。 続きはこちら
13th - Switch のベンチマーク OpenFlow におけるベンチマークはパラメタがたくさんあり、ぱっと簡単に性能の良し悪しを測れるものさしは今のところ無いと思われる。 ちょっと検索してみたところ、どのくらいのパラメタがあるのかざっと見る事が出来る論文があったので紹介する。 続きはこちら
14th - OpenFlowいるんですか? 誤解を恐れずに言うと、まだまだバズワードなんだと思う。展示会などに行って各社のブースを見ても回っても「どんな時に使うの、それ?」みたいなものばかりでどうも現実味がない。もう少し言うと、彼らがターゲットとしている所には必要がないと言った方が正確かも。 続きはこちら
15th - 開発・運用を支援するツール ちょっと面白い blog を読んだ。社内ネットワークの設計・運用担当者が、自社ネットワークシステムに SDN を適用すると何が起きるかを検討するという、良くありそうなことの一つのケーススタディとして読めるものだ。 続きはこちら
17th - Google の DC 間接続 先日参加した台湾での SDN シンポジウムの話題を "シンポジウムの話題三つ" で取り上げたが、それ以外にもう一つ、Google のデータセンター間接続のことについてメモしておこうと思う。 続きはこちら
18th - SDN と GPL Google の B4 はルーティングプロトコル処理のために Quagga を使っている。Quagga はよく使われるルーティング処理の実装らしいが、GNU Project のソフトウェアでもある。B4 はこれに手を加えて使っているが、そのままいじると B4 のシステム全体を GPL にしなければならない可能性がある。どうしているんだろうと思ったら、Google は proxy を用意して Quagga から情報を取得していた。 続きはこちら
19th - 異種 CPU への対応 昨日のニュースはちょっと驚いた。Interface Mastersから Trident II を使った OCP チャーターに基づくデザインのスイッチが出た、というものだ。Trident II で 48x10G + 12x40G = 960Gbps というだけならさほど驚かないが(それでもまだ少ないのでちょっとオッと思うけど)、この製品はコントロール CPU として x86, MIPS, PPC, ARM の四種類が選べるという。それは凄い。 続きはこちら
20th - なぜ Intel は E7 を使わないのか Intel は ONP を提案する際に、当たり前だけれど自社の x86 プロセッサを制御 CPU として含めている。彼らとしては何でも良いからソフトウェア処理の領分を増やしたいはずだ。しかし ONP のものにしても、Quanta と作って ONS に出したモデルにしても、E3 あたりの小さめのチップをつけている。何故だろう。 続きはこちら
21st - Driver Competition の勝者は? ONFは 4月に The OpenFlow Driver Competition として、コンペ形式で広範囲に使えるオープンソースの OpenFlow ドライバを募集した。優勝コードは Open Source として公開される。賞金 5 万ドル。おそらくこの業界初の試みと思う。締め切りは 9月末。さて結末は? 続きはこちら
22nd - もうひとつのコンペ ONF の Driver Competition はまだ審査途中だが、11月に始まったのに ONS を追い越して結果を発表したもう一つのコンペがある。SDNCentral 主催の「SDN ダメコンペ」だ。この二年で出た SDN, NFV でアカんのはどれか、読者投票で決めるという。栄え?ある Winner は OpenContrail。 続きはこちら
23rd - OpenFlow のおもいで 思い出というには早すぎるけど、OpenFlow 世界の時間の流れはどうやらとても速いようなので、この機会に少し書いておこう。僕が OpenFlow のことを初めて知ったのは 2010 年。夏の終わり頃だった。米国に行ったとき、当時まだステルス状態だった Nicira のことを E さんから教えてもらった。 続きはこちら
24th - OpenFlowは、再びQoSの夢を見せてくれるか 我らが安田先生が、OpenFlow Advent Calender で孤軍奮闘なさっているので、自分も微力ながら寄稿させていただくことにしました。ネタとしてはもう古いのですが、昨年8月、公開されていたOpenFlow 1.3の仕様を見たときに考えたことを中心に書いてみます。OpenFlow自体はいじったことはないのであくまでも机上実験として。 続きはこちら